<ヤクルト6-9広島>◇7日◇松山

 広島ドラフト3位の岩見優輝投手(24)がプロ初勝利を挙げた。先発今村が乱調で降板した直後の4回に登板。1点リードした展開で、いきなり先頭青木への初球で死球を与えたが、1死二塁でホワイトセルを空振り三振、畠山を左飛に抑え、1回無失点で役目を果たした。「(試合の)流れが悪かった。先頭への死球はいただけない。(気持ちを)切り替えて投げました。ずるずるいったら、今までと一緒ですから」。この日は小刻みな継投で逃げ切りに成功。岩見は4月24日ヤクルト戦(マツダ)以来の登板だったが、記念の白星を刻んだ。