西武が1月31日、厳重装備でキャンプ地の宮崎入りした。インフルエンザ予防のため、選手スタッフ全員にマスク装着が義務付けられ、東京・羽田発の飛行機に乗り込んだ。チーム内で感染者が続出したため、球団がマスク200個を用意して配布。佐々木チーフトレーナーは「大丈夫という選手もいたけど、半強制的につけさせました」という機内は、マスクをした人だらけの異様な光景だった。

 チーム全体で、全国的に猛威を振るうインフルエンザ対策にあたった渡辺監督は「予防接種していても型が違うタイプがあるから怖い。機内は密室で(ウイルスが活発化する)乾燥もするし、マスクはナイスアイデアだったね」と予防効果を口にした。出発前に平尾ら3選手が感染。危険を感じとった選手も事前に準備し、岡本真は消毒薬のイソジンを染み込ませたマスク装着で万全を期した。

 宿泊ホテルには、全室に加湿器が設置された。3年前のキャンプ中にインフルエンザに感染し“隔離”された苦い経験を持つ水田は、「マイ加湿器」を持参。念には念を入れて二重装備で対策するという。南郷の榎原神社で必勝祈願した渡辺監督は「連覇できるように、けが人が出ないように」と手を合わせ、何よりもキャンプの安全を願っていた。【柴田猛夫】

 [2009年2月1日8時51分

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