3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補の日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)に「疑似本番」の環境が用意される。8日、初めて実戦形式のシート打撃に登板する。梨田監督らの配慮で、同候補の稲葉、田中ら主力組に加え、2年目中田との対戦が予定されている。緊張感十分の仮想舞台で試運転をスタートする。
今キャンプで実戦練習は2度を予定。シート打撃、11日の阪神との練習試合(宜野座)を経て、16日からの宮崎での代表合宿に突入する。合宿では実戦での調整に主眼が置かれる見込みで、今回は貴重な機会。40球程度をメドに6~7人との対戦になりそうだ。人選を調整した福良ヘッド兼打撃コーチは「その方がダルにとってもいい練習になる」と話した。
この日のダルビッシュは疲労がピークで、午前中で練習を切り上げ、午後からはプールでのクールダウンと軽めの調整。「積極的休養」で口を開くことなく、初マウンドへの準備を整えた。1ダース、12個しかないWBC使用球を投げる見込み。ファウルによる紛失の恐れもあるが、キャンプイン後に「打たせなければいい」と言うほど、順調に仕上げてきた。サムライジャパンの命運を握る右腕が、いよいよ09年のベールを脱ぐ。【高山通史】
[2009年2月8日7時26分
紙面から]ソーシャルブックマーク




