怪物ルーキー大田泰示内野手(18=東海大相模)と05年に高校ドラフト1巡目で巨人に球団した辻内崇伸投手(21)の新旧の“ドラフト1位対決”が8日、フリー打撃で実現した。29球を投げた辻内は、ボールが10球あったものの、15スイングした大田をヒット性の当たり2本に抑えて“快勝”した。内角への直球で3度の見逃しストライクを奪い、3年上の先輩の貫禄(かんろく)を見せた。
辻内の内角速球に、大田のバットは金縛りにあったかのように動かなかった。「変に力が入りました。速い球に対し、力で対応しようとしてしまった」とルーキーに反省の弁ばかり言わしめさせた。左肩、ひじを手術し、1軍未経験も4年前の夏の甲子園では4強入りの立役者。入団当初は大田以上に注目され、復活を期待される左腕は「楽しんで投げられました。ボール、ボール、ボールがなかったし、バッターに対してストライクを投げられました。大田の印象?
怖かったです」と振り返る。いい経験をした大田と、復活を感じさせる辻内の2人の対決に、原監督は「辻内は実戦の方が、ストライクが入るね。大田もプロの球にビックリしているだろうね。これからだよ」と満足そうだった。プロ入り後、初めてプロの投手の球を打席で見た大田は「プロ野球選手ですね」とつぶやいた。その後の特打では142スイングで場外弾4発を含む20発と、片りんを見せつけた。
[2009年2月9日8時56分
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