昨年10月に右ひじを手術したソフトバンク新垣渚投手(28)が5日、教育リーグ中日戦(雁の巣)で実戦復帰する。先発で3回を目安に登板する予定。術後、ここまで順調に回復。今回のマウンドからスライダーだけでなく、カーブも解禁するとあって、この日も変化球を交え、ブルペンで45球の投げ込みを行った。

 試合での登板は、昨年10月6日楽天戦以来。5カ月ぶりの実戦だが「順調ですよ。不安は全然ない」と自信をのぞかせた。昨年15試合に登板して4勝6敗。思うような投球をできず、最近2年は負け数が上回った。チームは昨季最下位に低迷した。自身3年ぶりの2ケタ勝利を実現すれば、上位進出に貢献できる。

 「(試したいことは)特にない。やるだけです」。開幕まで1カ月をきり、術後ともなれば、初の実戦マウンドで試しておきたい事は山積みのはず。だが、初登板から結果だけを貪欲(どんよく)に求めていく気持ちをのぞかせた。

 高山投手コーチは「(1軍合流は)最終的に問題ないと確認できてからでいい」と焦らせない方針を貫く。今後さらにもう1試合、教育リーグでの登板を予定している。しかし、杉内、和田、ホールトンの3人しか開幕ローテが確定してない中では、早い時期の新垣の1軍合流が待たれる。天候不良で試合が流れた際はスライドさせることも決まっている。右のエースとしての期待がかかる背番号「18」も、快投でその思いに応える決意だ。【倉成孝史】

 [2009年3月5日10時14分

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