阪神新井貴浩内野手(33)も安芸で実戦を開始する意向を明かした。16日、実戦形式の開始について問われると「安芸に入ってからかな。紅白戦?

 その辺になるんじゃないかな」と話した。城島と同じ23日の出場が濃厚だ。

 移籍元年だった08年は2月16日、練習試合・日本ハム戦がデビュー戦だったが、昨年は2月26日、安芸の紅白戦だった。4番三塁手で出場し、2打数2安打2打点で本塁打も放った。

 腰痛の不安が消えた今キャンプは順調そのものだ。バットを構える位置を上げ、スタンスを広げた。下半身をきっちりに使えることで、フォロースルーも大きく取れるようになった。飛距離アップを追い求め、バットも930~960グラムまで10グラム単位で試打し“相棒”探しにも余念がない。この日も合計1時間、室内練習場でマシン打撃を敢行。10年版新井の考えに間違いがないことを、まもなくの実戦で証明する。

 [2010年2月17日11時41分

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