<楽天4-3日本ハム>◇25日◇Kスタ宮城
楽天が今季初の3連勝だ。先発の田中将大投手(21)が6回3失点と今季最短降板ながら3勝目をマーク。魔の6回と、歓喜の6回を味わった。1点リードの6回。先頭の高橋に四球を許すと糸井、小谷野の安打で同点とされた。1死一、二塁から大野に11球粘られて四球を与え満塁に。低めの際どいコースがボールとなり、田中のイライラは募るばかり。続く代打今浪には、2年ぶり、しかもストレートの押し出し四球で勝ち越された。
後続は抑え、1点ビハインドでベンチに戻る。うなだれる田中に、ブラウン監督は降板を伝えるとともにポンと肩をたたいた。それが反撃の合図となった。2死満塁で、打席には女房役の嶋。ベンチで「将大、絶対タイムリーを打ってくるから」と誓った。カウント1-2から値千金の逆転2点適時打だ。ベンチの田中は両手を上げて喜んだ。試合後の田中は「ストライクが入らないので話にならない。自分としては全然ダメ。まだまだ練習が必要」。新開発の高速カーブ「マードロップ」もお披露目したが、終始反省モードだった。
あの粘投が報われた。18日のソフトバンク戦、9回に1点を失いサヨナラ負け。以来、ブラウン監督も「田中に援護を」と話していた。4戦連続完投中で、これまで2勝はともに完投。継投での勝利は初めてで、延長以外の1点差勝利も初めて。ナイン一丸の勝利に「みんなに助けられた。チームが3連勝できてよかった。嶋さんや野手の方に感謝しないといけない」と田中は言った。【金子航】
[2010年4月26日8時34分
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