<ソフトバンク2-4ロッテ>◇2日◇福岡ヤフードーム

 荻野貴司外野手(24)が走力を見せつけロッテが首位を奪い返した。2点リードで迎えた8回、無死から中前打で出塁すると、初球にいきなり二盗。左腕大隣でスタートが切りにくいが、難なく成功させた。「スタートは切れたらいこうかと思った。迷いはなかった」。井口の二ゴロで三進後、金泰均の右犠飛で貴重な4点目のホームを踏んだ。

 守備でも圧巻だった。8回無死、小久保の左中間へのライナー性の飛球を最短距離でダイビングキャッチ。オーティズに3試合連続のソロを浴び2点差に詰め寄られた直後だけに、流れを寸断するスーパープレーだった。「思い切っていった。連敗を止めたいとみんなで思っていた」と頼もしかった。西村監督は「8回の荻野のプレーは大きい。打でも2番としていい働きをしてくれた」と活躍をねぎらった。1日で首位に返り咲いた。韋駄天(いだてん)ルーキーが走攻守で光った。【斎藤庸裕】

 [2010年5月3日10時6分

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