<ソフトバンク0-11ロッテ>◇11日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンク打線が左腕投手アレルギーに陥った。ロッテ先発マーフィーに8回5安打に封じられた打線は、今季6度目のゼロ封負け。これで7月7日の日本ハム戦の6回の攻撃から始まった対左投手の連続無得点イニングは「28」。7日に日本ハム八木と宮西に1回ずつ。8日は日本ハム武田勝に8回無得点の後、山本に1回を抑えられた。前日10日にはロッテ成瀬の前に9回0行進。4戦続けて左腕投手に苦しめられ、秋山幸二監督(48)も「なかなか点が取れていない。打ちにくそうだった」と歯ぎしりだ。
複数の要素が重なっての苦戦でもあった。ソフトバンク打線が苦手とする緩急つけた投球スタイルとの対決が続いた。ロッテとの前カードでは、昨年まで在籍していた捕手的場が先発マスクをかぶった2試合で2敗した。対マーフィーでは5月2日の前回対戦でカーブを多投されたが、この日は2回までチェンジアップ9球に対してカーブ6球。変化球はチェンジアップ主体の配球に変えられた。
立花打撃コーチは左腕アレルギー一掃へ、言葉に力を込めた。「低めのボールになる変化球を振ってしまうと相手のペースになる。そこを我慢できれば、ストライクを取ろうと甘い球が来る。(右打者は)基本的に左投手にはセンターから右方向への意識。小久保のような打撃が手本になる」。左腕の先発投手に黒星をつけたのは、6月29日のロッテ吉見が最後。上位浮上へ、サウスポー攻略が大きな課題だ。【松井周治】
[2010年7月12日12時16分
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