今年こそ5年ぶりの阪神Vパレードや。大阪府の橋下徹知事(41)は22日、大阪での阪神優勝祝賀パレード開催に向け、前向きな姿勢を示した。約1週間の夏休み明けで臨んだ会見。優勝マジックも点灯していない段階だが、阪神のVパレード開催について問われると「ファンのみなさんが喜ばれるでしょうしね。大阪がその分、元気になることは間違いない」と話した。

 橋下知事は昨年11月、7年ぶり21回目の日本一を祝して東京・銀座で行った巨人の日本シリーズ優勝パレードを引き合いに出した。「すごいことになっていましたしね。ああいうことで街を元気にさせたい思いはある」。元気がないと言われる大阪に、活気を呼び込む材料にもしたい考えだ。

 開催に向けて問題もある。最も懸念されるのは費用の問題だ。橋下知事は「去年もパレード自体は、できるのならやりたいと話をした。しかし費用と誰が主催するのかで(阪神)球団サイドと認識の違いがあった」といい、結果的に開催できなかったという。

 05年開催時には、実行委員会を立ち上げて府庁職員が動員された。「当時の知事(太田房江氏)の号令の下でね。ちょっと、僕はボランティアで府庁の職員に大号令をかけるわけにはいかない」と、考え方の違いを鮮明にした。さらに「税の投入をしてというのも難しい。何かうまい方法は出来ないものかと思っているんですけどね…。うまく調整がとれて、阪神ファンの方が喜べる形になれば良いと思う」と話した。球団側と府側の調整に進展の余地があるかどうかが、1つのカギとなりそうだ。

 [2010年8月23日10時59分

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