<阪神1-6広島>◇26日◇京セラドーム大阪

 阪神が1日で首位から転落した。25日は球団記録の22得点を挙げた打線が、26日は一転してスタルツに抑え込まれた。低めに集まる変化球をとらえきれず、わずか6安打で1点。9回に初の連打を浴びせて降板させるのがやっとだった。和田打撃コーチは「きょうに限って言えば、まったくタイミングが合っていなかった」と脱帽。唯一、複数安打をマークしたマット・マートン外野手(28)も「ストライク先行でいい投球をされた。いいスイングができないように追い込まれた」と分析した。

 投げても先発の下柳剛投手(42)が5回途中4失点と役割を果たせなかった。変化球が主体とはいえ、73球のうち130キロを超えたのは数えるほど。生命線のはずの制球も乱れた。2回2死から四球と安打で一、三塁。外の変化球でコースを突ききれず、会沢に左前に運ばれ先制点を許した。中10日のマウンドで7敗目を喫した左腕は「何もありません」と言い残して球場を後に。真弓監督は「何とか粘ってピッチングしてくれたんだけどね…」と言葉を選んだ。

 25日の大勝も、先発の安藤は3回途中7失点。1勝5敗となったここ6試合で、先発陣の平均投球回数は4回にも届かない。誰も試合をつくれなかった。

 [2010年8月27日11時13分

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