14日に幕を開けるパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向け、ロッテ西村徳文監督(50)が“先制攻撃”を予告した。

 12日、福岡ヤフードームで約3時間半の練習を終え、「救援陣が出てきたら負けパターンになる。そこにいくまでに(先発を)打ち崩さないといけない」と、序盤で先発投手を攻略する必要があると強調。西武とのファーストステージでは6番だった今江敏晃内野手(27)を「2番か5番かという考えもある」と、第1、2戦の先発が予想される杉内、和田らと相性のいい打者を上位に置く、打線の一部組み替えも示唆した。

 西武とのファーストステージ初戦は9回に4点を奪い、第2戦は6回以降に3得点して追いついた。だが、ソフトバンクには摂津、ファルケンボーグ、馬原ら鉄壁の救援陣がいる。井口は「ワンチャンスで点を取らないと。西武と同じ展開にはならない。早めに先発を降ろさないといけない」。主将の西岡は「先発からいかに点を取るか」と話すなど、既に“先制攻撃”への意識を共有している。

 ソフトバンクとは今季9勝15敗と大きく負け越した。だが、杉内に対して西岡は打率3割8分9厘、今江は3割8厘。井口の対和田の打率は4割5分5厘と個々の相性はいい。短期決戦だけに流れを引き寄せられれば勝機は十分。05年以来5年ぶりの日本シリーズ進出へ、井口は「いい流れに乗っていきたい。負けて当然と思っていける」と明るい表情だった。【斎藤庸裕】

 [2010年10月13日9時24分

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