14日のCSファイナルステージ第1戦(福岡ヤフードーム)で、ソフトバンク秋山幸二監督(48)はロッテ成瀬善久投手(25)攻略に向け、松中信彦外野手(36)の先発起用を決めた。

 ロッテ成瀬攻略のためのオーダーについては、口にチャックするポーズを見せただけで無言を貫いた。だが、シーズン大詰めの西武3連戦(9月18~20日)で2試合連続アーチを放つなど奇跡の逆転Vに貢献した背番号3に、スタメンを託すつもりだ。

 松中も準備万端だ。「あとはやるだけです。対成瀬?

 今年は3打席しか立っていないけれど、頑張ります」。左手首痛に苦しめられながら、打撃フォームを修正して状態を上げてきた。03年の日本一以降、ポストシーズンで敗退し続けたチームの責任を背負ってきたベテランは、大勝負に気合十分だ。

 メンバー構成の最終調整にも余念はなく、秋山監督は足が万全ではない森本のCS起用をあきらめ、明石を合流させての野手17人布陣にする方針。本拠の地の利を生かすべく「明日も(スタンドが)赤く染まるかな?」。球団はファンに赤色着用を呼びかけるイベントを催しており、球場内を打倒ロッテに染め上げることを期待した。【松井周治】

 [2010年10月14日11時55分

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