佑ちゃんが上々の第1歩を踏み出した。日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が13日、韓国サムスンとの練習試合で実戦初登板を果たした。名護市営球場に収容人数を上回る5200人が集まる中、4回から2番手で登板。

 名護市営球場には、大勢の観客が詰め掛けた。収容4000人の球場は満員。試合開始後も斎藤を一目見ようとする観客の波は途切れず、球場外にあふれた人も含め5200人が集まった。名護署は注目ルーキーの初登板に合わせ、練習日には3、4人で警備に当たっている警察官を約10人に増員。車上荒らしを警戒し駐車場には私服警察官を張り込ませるなど、手厚い態勢で臨んだ。札幌市からキャンプを見に来たという小寺瑛子さん(70)は「どこに行くにも注目されちょっとかわいそうだけど、エースになってほしい」と期待を口にした。

 [2011年2月14日12時47分

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