日本ハム栗山英樹監督(50)が12月31日、中田翔内野手(22)と対談し、ゲキを飛ばした。昨季18本塁打、91打点の4番候補に「取ってほしいタイトルは『チームを優勝させるための4番』。西武の時に清原が背負ってきた、それを」と求めた。中田は「いい意味で若さを出してチームを引っ張っていけたらいいと思います」と即答し、「昨季の成績は満足できるものではなかったので、優勝、日本一だけを考えて」と意気込んだ。

 ダルビッシュのメジャー挑戦について「さみしいけど、活躍してる姿をテレビで見るのも楽しみ」と話す中田。メジャー挑戦については「最終的には分からないけど、今はまったくない」と興味を示さなかったが、栗山監督は「『日本でやることはやりました。米国でホームラン打てるか勝負してきます』っていう高いレベルを考えていてほしい」。主砲に対して意識を高く持つよう助言した。