球界最年長の広島井上卓也打撃投手(55)が退団することが4日、明らかになった。5年の現役の後、28年間打撃投手を務めていたが、今季はシーズン中に体調を崩したため退団を決めた。「(打撃投手を)始めたときは衣笠さんとか(山本)浩二さんに投げられたし、WBCにも行った。良い思い出」と打撃投手生活を振り返った。09年WBCでは日本代表に同行し、2連覇を陰で支えた。