巨人の元チーフトレーナーで、日大三高監督としてセンバツ優勝経験もある萩原宏久(はぎわら・ひろひさ)氏が23日午前8時56分、横浜市内の病院で肺がんのため死去した。68歳だった。通夜は27日午後6時から、告別式は28日午前10時から、いずれも横浜市青葉区市ケ尾町1053の9「緑セレモニーホール」(電話045・971・2948)で行う。喪主は妻の誠子(まさこ)さん。1978年から2005年までの長きにわたり巨人に在籍し、原監督をはじめ、松井や高橋由ら、多くの選手から名トレーナーとして慕われた。原監督は「調子が悪かったりすると、おまじないをかけてあげると言われて、見てもらうと、不思議といい結果が出たのを覚えている」と当時を懐かしんだ。