広島大瀬良大地投手(23)に異例の「テーマソング」が誕生した。広島で活動する女性シンガー松前香帆(20)が歌う「大地

 ~炎のナンバー~」が完成。25日にテレビ収録でマツダスタジアムを訪れ、大瀬良と対面した。地元の広島ホームテレビアナウンサーが大瀬良をイメージし、作詞した。リーグ戦再開後にマツダスタジアムで登板する際に、登場曲として流す予定。「うれしいとしか言葉が出てこない。声もきれいで、格好良さもある。リーグ戦でこの曲を使わせてもらいます」と笑顔を見せた。

 ルーキーイヤーにオリジナル曲が生まれるのは異例だ。今季は6勝3敗、防御率3・86でチームの快進撃に貢献。ドラフト1位の期待に応えているからこその動きだ。「交流戦は納得できる投球はできなかったが、野球人生の糧にする。投げる試合は全部勝つ気持ちで全力投球したい」。軽快なメロディーに乗って、マウンドに上がる。