ロッテが今秋のドラフト会議で成田・中川諒投手(3年)と習志野・山下斐紹(あやつぐ)捕手(3年)の地元密着型バッテリーの指名を検討していることが17日、分かった。球団は早大・斎藤佑樹投手(4年)のドラフト1位指名を公言するが、今夏の甲子園でチームを58年ぶりのベスト4に導いた右腕中川と、強肩強打でプロ注目の山下を獲得となれば地元千葉にも明るい話題となる。ともにプロ志望届を提出し、瀬戸山球団社長(57)は「他球団の動向もあるから何とも言えないけど、千葉県の後援会の方々から彼らを推す声もあるし、そういうものは大事にしたい」と話した。