エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手(31)が15日(日本時間16日)、米アリゾナ州テンピのキャンプ施設で記者会見を行い、初出場する3月のWBCへの思いなどを語った。

スター軍団をそろえた米国のまとめ役を務めるトラウトは、連覇へ向けて「準備はできている」と意欲を見せた。日米両国が順当に勝ち進めば、同僚大谷とは準決勝で対決が実現する。「もし対決すれば、かなりクールなことだと思う。楽しみたいね」と笑顔で話した。

また、大谷が今オフFAとなることについて「彼をキープするためならできることは何でもする」と、引き留め役を買って出る意思も明かした。「彼は腰を据えて考えるだろうし、彼にとって大きな決断。彼の人生の中でも大きな1つになるだろう」。その一方で、「誰でも負けるのは嫌い。今年プレーオフに行ければ、確かな違いが生まれるだろう」と、公式戦の成績が大谷の決断に影響するとの冷静な見方も示した。