侍ジャパンのダルビッシュ有投手(36=パドレス)が2日連続で“ダル塾”を開講した。木の花ドームで佐々木朗希投手(21=ロッテ)と宮城大弥投手(21=オリックス)と約40分、キャッチボールしながら話し込んだ。

佐々木朗にはスライダーの感覚や握り、リリースをアドバイス。投手側からみて左側へそれる球について「気にしなくていいよ。むしろそっちの方がいいから」と助言し、「今のめちゃくちゃいいやん!」と手応えを感じる球につながった。佐々木朗は「すごくありがたい」と感謝した。

宮城にはフォークの投げ方を伝授。キャッチボール相手の佐々木朗の右足を狙って投げる意識を伝え、その意識で投げた球に佐々木朗も「めちゃくちゃ揺れた!」と変化の違いに驚いていた。宮城は「すごくよかったです。頑張ります」と金言を生かしていく。