侍ジャパンの山本由伸投手(24=オリックス)が圧倒的な投球でオーストラリア打線を制圧した。4回を1安打、毎回の8奪三振の無失点に封じた。

出した走者は1人だけ。3回1死から8番パーキンスに許した左前打だけだった。ストレート、変化球もキレキレ。威力、制球も申し分なく、寄せ付けなかった。

今季から、走者なしの状況でも左足をほとんど上げずに投げる“クイック投法”に着手した日本球界の至宝。2年連続沢村賞に輝いた右腕は、球数60でテンポよく投げきった。

▼先発山本が勝利。日本の前回1次突破はオーストラリア戦で3番手の千賀が勝ち投手になっており、1次ラウンド全試合で先発投手が白星は初。

吉井投手コーチ(山本に)「ブルペンで変化球暴れてたんで、どうかなと思ったけど、しっかり制球して、すごいなと」

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