反撃ののろしとなるはずの1発は、ホームランキャッチに阻まれた。

3点を追う5回先頭。侍ジャパン岡本和真内野手(26=巨人)はサンドバルの130キロチェンジアップをかち上げた。角度よく上がった打球は左翼席にぐんぐんと伸びていった。しかし、左翼アロザレーナがフェンス間際で絶妙なタイミングでジャンプ。ホームランをもぎ取られた。岡本はダイヤモンドを走りながら、あぜんと、おなじみの腕組みパフォーマンスを見せるアロザレーナの方を見つめた。