侍のエース山本由伸投手(27)が、悔しさを胸に、侍での役割を終えた。
ベネズエラ相手に先発。初回に先制ソロを浴び、同点に追い付いた直後の2回には、連続二塁打で1点を勝ち越された。それでも、その後は修正して無失点。打線の逆転劇もあり、リードを保ち、69球で救援陣にマウンドを託した。
ひとまず試合の流れを断ち切ったとはいえ、敗戦後は淡々とした口調の中に、責任感をのぞかせた。「3回、4回と何とか抑えられましたけど、立ち上がりに失点してしまったのはちょっと勢いが…。すごく勢いのあるチームだったので、試合展開にすごく響いてしまったかなと思います」。
ポストシーズンで大活躍した昨季終了後、しばしの休息を取った後、12月中旬から本格始動した。月曜から土曜まで午前、午後の2部制で各3時間ずつの練習を継続した。大好きなゴルフも、休日の日曜に数回ラウンドしただけ。侍だけでなく、ドジャースの大黒柱として自己管理を徹底した。「またこのユニホームを着て野球ができたというのはすごく良かったと思います。本当に悔しい結果にはなりましたけど、いい機会になったかなと思います」。侍での連覇には届かなかったが、山本にとってワールドシリーズ3連覇の大目標は変わっていない。

