<WBC:日本1-3プエルトリコ>◇17日(日本時間18日)◇準決勝◇米サンフランシスコAT&Tパーク

 日本代表の主砲、阿部慎之助捕手(33=巨人)がブレーキとなった。4回2死二塁、6回2死三塁、8回2死二塁と得点圏で3度凡退。4番の役割を果たせなかった。主将らしく「全員が精いっぱいやったんで、悔いはないです。必死にやった結果ですから」と気丈にふるまったが、寂しそうな表情を浮かべた。

 今後については「どんどん若い選手が出てきてほしいですし、そうすればレベルアップしていける。僕はもう出ないと思うが、陰ながら応援したい」と話した。