ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で敗退し3連覇を逃した日本代表チームが19日、帰国した。

 井端弘和内野手(37)は今大会の経験を生涯の財産として持ち帰る。2次ラウンドの台湾戦では9回2死二塁から同点打を放ち、チームを救った。大会を通じて活躍し「最初はドラゴンズから4人代表候補がいたけど僕1人になって、なんとか4人分の働きがしたいと思ってました。あの打席(台湾戦の9回)は一生忘れないと思います」と冷静に振り返った。