前回覇者ドミニカ共和国が姿を消した。今大会3本塁打の4番クルーズが涙ぐむなど、陽気なスター軍団は通夜のように静まり返った。

 ペーニャ監督は「何も間違ったことはしていない。小さなほころびが重なって大きな精算になった」と話した。2点を先制しながらも、今大会初登板の先発E・サンタナが4回途中4失点。10年に17勝の右腕は「最善を尽くしたが、1試合でチームにフィットするのはちょっと難しい」と言うしかなかった。