プロボクシングWBC、IBF世界ライトフライ級8位の尾崎優日(23=ワールドスポーツ)が1年7カ月ぶりのアジア王座返り咲きを狙う。WBOアジア・パシフィック同級1位として、同級2位ジェリー・フランシスコ(29=フィリピン)との同級王座決定戦(15日、東京・後楽園ホール)を控え、14日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。48・3キロでパスしたフランシスコに対し、尾崎はリミット48・9キロでクリアした。
同王座は前所属ジム時代の24年12月に1度獲得している。今年5月、フィリピンでジム移籍初戦で2回TKO勝利。今回は初めて「聖地」後楽園ホールのリングに立つ。尾崎は「気持ち的にはほっとしている。明日は勝ち方にもこだわりたい。もちろんKO(勝ち)で。いろいろな場面を繰り返し繰り返しイメージしてきた。明日が楽しみ」と自信の笑みを浮かべた。
試合が組まれた興行を運営する元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏(35)から「ザ・フラッシュ=閃光(せんこう)」との愛称を授かった。ボクサーとしてもあこがれの存在だった伊藤氏から命名されたそうだ。
尾崎は「格好いい(愛称)ですね。僕は昔からいろいろなボクサーをみていてドネア選手の『フィリピーノ・フラッシュ』とか知っていたニックネームだった。それを自分につけていただいた」と笑顔。後楽園初陣に向け「明日はその名(ザ・フラッシュ)にふさわしい衝撃KOで、後楽園に閃光ということもイメージしてきました」と胸を躍らせていた。
身長168センチの左ボクサーファイターとなる尾崎は大阪の名門・興国高で高校総体2位などの実績を持ち、法大に進んで全日本選手権ライトフライ級5位などアマでキャリアを積んだ。もともとプロ志向が強く、大学を中退し22年9月に大成ジムからプロデビュー。今年4月、ワールドスポーツジムに移籍し、米プロモーションのオールスター・ボクシングとも契約を結んでいた。

