ボクシングの前IBF世界ミニマム級王者高山勝成(32=仲里)が22日、大阪市内のジムで再起を表明し、本格的な練習を再開した。
昨年12月31日の3度目防衛戦でホセ・アルグメド(27=メキシコ)に無念の1-2負傷判定負け。具志堅用高、長谷川穂積に並ぶ日本人歴代最多の世界戦15戦目を勝利で飾れなかった。
両まぶたの裂傷がひどく、70針近い縫合手術を受けたが、全治6カ月で現在も治療中だ。1月は完全休養し、体重も59キロまで増加。引退する考えも「多少あった」と明かすが、3月下旬に現役続行を決意した。「前の試合は(両まぶたの傷が)完治しないまま臨んで無冠になった。自分の中では実力で負けたと思ってない」ときっぱり言い切った。
今後の照準は、空位のWBOミニマム級や、日本人王者が君臨するIBFライトフライ(八重樫東)、WBAライトフライ(田口良一)、さらにWBAミニマム級の正規王座などが候補に挙がる。「まだまだ自分の中では満たされていない気持ちがある。まだまだ上を目指すことができる。誰もが成し遂げたことがないビッグなことをするために、リングに復帰した」と力強く話した。

