世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは23日までに公式サイトにロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)の記事を掲載。ロッタンは「ONE SAMURAI 1」(4月29日、東京・有明アリーナ)で行われる武尊との「ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座決定戦」へ向けて意欲を示した。

ロッタンは武尊との前回対戦(25年3月のONE172)ではわずか80秒でKO勝ちしたものの、今回の試合でも油断することなく全力で挑むと示唆。「俺は今、世界的なステージにいる。プレッシャーが極めて高いのは間違いない。毎試合、俺たちはタイの代表としてパフォーマンスをしている。重要なのは、負けたいヤツなんていないということ。俺は誰にも負けたくないんだ」と話している。

ロッタンは24年11月の計量およびハイドレーションテスト失敗によってONEフライ級ムエタイ世界王座を剥奪(はくだつ)された。しかし今度の武尊戦では過ちは犯さないと誓い「俺の素行のせいで世界王座を失ったと言う人たちもいた。だが、どんな職業やスポーツでも人はミスを犯すものだと言いたい。もしそのミスが自分に起因するものなら、直すことができる」と強調。

さらに「俺はこのやり方で7、8年戦ってきた。少し疲れるけれど、それでもやりたいんだ。もし上の階級に上がったら、不利な点が多くなるからね。それにけがもするだろう。だから、どんなに過酷でも、できる限りこの階級にとどまることを選んだんだ」と1階級上のバンタム級への変更は考えていないことも明かした。

ロッタンは武尊戦が日本のファンを含む世界中の人々から両者がたたえられるような試合にしたいと願っており「スポーツだからこそ、俺はみんなから愛されたい。勝つ人もいれば負ける人もいる。武尊の日本のファンを含め、世界中の人に、武尊と俺の両方を称賛してもらいたいんだ」と希望した。