総合格闘技のRIZINは28日、都内で会見を開き、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催するRIZIN無差別級トーナメント大会で、桜井“マッハ”速人(41)と坂田亘(43)が対戦すると発表した。

 かつてPRIDE、DREAMなどで活躍した桜井は、13年9月以来の総合格闘技戦以来の試合。坂田は、94年11月に総合格闘家としてデビューし、リングス、DEEPなどで活躍した。タレント小池栄子の夫でもある。坂田の総合格闘技戦は、03年12月のダニエル・グレーシー戦以来。

 夫のRIZINへの出場を高田延彦統括部長に直訴した小池は「妻でもあり格闘技ファンでもある立場から、最後の舞台は最高の舞台で思い切り戦ってほしいという思いでお願いした。当日は解説席に座るので、夫婦としての勝負になる」と話した。坂田は「自分の中でリングにけじめをつけようと思って、この戦いに挑みます」と決意を話した。対戦相手に指名された桜井は「今日は、坂田選手は1人で来てほしかった。何で小池さんが一緒に来ているのか。(出場へいたった経緯など)話を聞いていたら、これはタレントプロレス。やることはガチンコ。当日は、心を折りにいく戦いをしたい」と不快感をにじませながら話していた。