G1クライマックスBブロックの第2戦が行われ、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、25分49秒の激闘の末、マイケル・エルガンの挑戦を退け、開幕2連勝で勝ち点4とした。

 王者からの勝ち点奪取を狙うエルガンの猛攻に、崖っぷちまで追い込まれた。相手のパワーに、マットにたたきつけられ、カウント2・9が3回。しかし、最後はエルガンの巨体を受け止め、レインメーカーからツームストン・パイルドライバー。さらにレインメーカーで試合を決めた。相手の重量級のワザを受けきり、満員の大観衆を沸かせて、絶対王者の力を誇示した。「狙われているよ。みんな目の色変えてきているな。やっぱり、オレの悪い癖かな。こんなに時間がかかって。オレが甘いだけ。もっと万全の状態にして、優勝してやるからな。オレに勝つには目の色変えるだけじゃだめ。心も体も万全でかかってきてもらいたい」とオカダは豪語した。