米総合格闘技UFCの元ウエルター級王者ジョルジュ・サンピエール(GSP、36=カナダ)が4年ぶりに試合復帰することを発表した。

 9日(日本時間10日)に自らのフェイスブックを更新。11月4日、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開催されるUFC217大会で、UFCミドル級王者マイケル・ビスピン(38=英国)と対戦することが決まったと表明した。自ら契約書にサインした姿を写真で示し「ニューヨークでのビッグナイトを準備した」とつづった。

 GSPは激戦のウエルター級で08~13年まで王者として君臨。総合格闘技界のパウンド・フォー・パウンドと称されるほどの圧倒的な強さをみせた。しかし13年11月のUFC167大会でUFCウエルター級王座の9度目の防衛に成功後に引退を示唆。同年12月に「いつか必ず戻ってくる」と王座を返上し、休養宣言していた。