ボクシングの東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチが11日に後楽園ホールで行われ、王者小浦翼(23=E&Jカシアス)が挑戦者の同級1位谷口将隆(23=ワタナベ)を2-0(115-114、115-113、114-114)の判定で下して初防衛を果たした。

 似たタイプの一戦は、押し相撲のように絡み合う場面が目立ち、互いに離れ際に有効打を狙う展開。極真空手歴10年の経験を生かした小浦が12戦無敗で王座を守り、「谷口選手の分まで背負って世界王者になる」と宣言した。