新日本プロレスの後楽園大会が18日に行われ、ワールドタッグリーグ開幕戦Aブロックで、ジュース・ロビンソン、サミ・キャラハン組が優勝候補のSANADA、EVIL組を破る波乱を巻き起こした。

 キャラハンは13年にはWWEと契約した米国インディーシーン出身のエキセントリック系。勝利のリングでロビンソンから「ミスターキモい」と紹介されたのは、日本初登場でツバはきやキス攻撃を連発したから。いきなりのメイン抜てきで超低空トペ・スイシーダなど随所に技術ものぞかせ、「サプライズを起こすぜ」と舌なめずりした。優勝タッグは来年1月4日の東京ドーム大会での王座挑戦権を得る。ロビンソンは「隣の東京ドームにいくぞ」と新タッグ“デス・ジュース”として気勢を上げた。