50人出場の時差式バトルロイヤル、グレイテスト・ロイヤルランブル戦には、17年1月に現役引退した大相撲の元飛翔富士こと住洋樹(28)が「ヒロキ・スミ」のリングネームでサプライズ出場した。7番目にリングに上がると、18年WWE殿堂入りのレジェンド、マーク・ヘンリー(46)と対峙(たいじ)。92年バルセロナ五輪に元重量挙げ代表として出場した怪力のヘンリーとの力比べを展開。最後は場外へと落とされたものの、会場を盛り上げた。試合後は自らのツイッターを更新し「WWEデビューしました! 最高の舞台で最高のスーパースター達との共演は人生最大の喜びを感じる」とコメントした。WWE公式サイトでは、中邑真輔(38)との将来的な共闘も示唆されている。

 住は身長193センチ、体重196キロと恵まれた肉体を持ち、大相撲では東十両13枚目が最高位。左足首の負傷に悩まされ、17年1月に現役を引退し、実業家への転身を表明していた。