王者京口紘人(24=ワタナベ)が3回に人生初のダウンを喫しながらも、挑戦者のIBFライトフライ級10位ビンス・パラス(19=フィリピン)に3-0の判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 師匠の渡辺均会長(68)は、田口良一が失ったWBA世界ライトフライ級王座のオプション(興行権)を保持していることを明かし「ウルトラCなんだけど、京口がブドラーに挑戦してもいい」とのプランをぶち上げた。約8キロの減量がある京口は将来的な転級を口にしているものの、まずはミニマム級での団体王座統一戦を希望。「田口さんのように2団体統一王者になりたい」と口にした。WBO同級王者山中竜也(真正)との2団体王座統一戦について「期待してください」と笑顔をみせていた。