米スポーツ専門局ESPNは29日、ボクシングで史上最速となる12戦目で世界3階級制覇したワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が右肩の手術を30日に受けると陣営の話として報じた。

 王者ホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)を破って記録を達成した12日の世界ボクシング協会(WBA)ライト級タイトルマッチで痛めた。試合への復帰は12月になる見通し。

 2008年北京、12年ロンドン五輪王者のロマチェンコは「右フックを打てなかった」と話した。試合はロマチェンコが10回TKO勝ちした。