ボクシングの世界3団体(WBAスーパー、WBC、IBF)統一ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)がIBF王座を剥奪された。IBFが6日(日本時間7日)、発表した。5月に米国でマーティロスヤンに2回KO勝ちしたが、同団体から防衛戦として認められず、防衛戦を義務づけられていた。

 15年に当時のIBF同級王者レミューとの団体統一戦に8回TKO勝ちして3団体統一王者となり、4団体統一も視野にしていたが再考必至。ゴロフキンを標的としているWBA同級正規王者村田諒太(帝拳)の今後にも影響がありそうだ。