WWEや新日本に参戦したダニエル・ピューダー(37=米国)が、米アーカンソー州セント・フランシスで警察官として活躍していると、1日付(日本時間2日)の米メディアが報じた。

ピューダーは正社員ではなく、パートとして警察に勤務。報酬はもらっていないという。自ら立ち上げた無収益団体「マイ・ライフ・マイ・パワー」とコラボして、町の安全と安心のために働いている。「私にとって別の仕事は良い経験だ」とコメントした。

03年に総合格闘家デビューし、翌年はプロレスにも参戦。同年にはWWEの「タフ・イナッフ・チャレンジ」で優勝し、11月には元世界王者のカート・アングルと初対戦した。善戦して惜しくも敗戦となったが、その後は8戦全勝。10年6月には新日本に参戦し、現在WWEで活躍している中邑真輔と戦って敗れていた。(デーブ・レイブル通信員)