「天空の逸女」紫雷イオ(28)がNXT女子ベルト奪取を逃した。

4WAY形式で同王座に初挑戦し、王者シェイナ・ベイスラー、盟友の前王者カイリ・セイン、ビアンカ・ブレアと王座を争ったが、必殺技キリフダ・クラッチでブレアからギブアップを奪ったベイズラーに王座防衛を許した。

紫雷はセインとのダブルドロップキックなどでブレアとベイズラーをリング外に排除。1対1の場面ではフランケンシュタイナーなどテクニックの攻防をみせ、会場をわかせた。場外にいたブレア、ベイズラーに対し、紫雷はセインの得意技インセインエルボーをアシスト。自らも月面水爆を繰り出し、ダメージを与えた。

「スカイパイレーツ」とのタッグ名も付く日本人同士による一騎打ちとなっていたが、2人同時にブレアに持ち上げられ、必殺のKODを浴びてマットに顔面をたたきつけられてしまった。大ダメージを負い、リングで大の字になっていると、場外から戻ってきたベイズラーがブレアを捕獲。そのままキリフダクラッチで絞めあげ、ギブアップに追い込んだ。試合後、紫雷は花道に戻ってベルトを掲げるベイズラーに向け、鋭い視線を送っていた。