ボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が7月12日、大阪で昨年10月に王座を奪われた現正規王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦するプランが明らかになった。

11日(日本時間12日)、米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が報じたもので、村田をプロモートする米プロモート大手のトップランク社のボブ・アラムCEOが明かしたという。再起戦がダイレクトリマッチになる可能性が出てきた。

昨年12月に現役続行を表明した村田は同級3位にランクされ、次戦に向けてのジムワークを続けている。先月19~25日には、千葉・成田で同門の元3階級制覇王者ホルヘ・リナレスと走り込み合宿を行い、今夏の再起戦を想定した調整に入っていた。なお王者ブラントは今年2月、バイサングロフ(ロシア)を11回TKOで下し、初防衛に成功している。