モンスターに続きます! ボクシングのIBF世界ライトフライ級3位小西伶弥(25=真正)が19日、同日の同級タイトルマッチでのベルト奪取を誓った。

夜の一戦に向け、会場の神戸ポートピアホテル(神戸市)で当日計量。IBFはリミットの48・9キロから、当日計量時点で10ポンド(約4・5キロ)以上増やせないルールを設けており、午前9時からの計量のリミットは約53・4キロ。小西は53・0キロ、王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)は52・1キロで、共に一発でパスした。

小西はこの日の起床後、スマートフォンでワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を英国で戦った、WBA世界同級王者井上尚弥(26=大橋)の結果をチェック。IBF世界同級王者の強敵エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)を2回TKOで下した圧勝を知り「…でしょうね」という感想を持ったという。自らも同じIBFの王座を懸けた戦いとなり「日本でしっかりと同じベルトを取りたい。存在を忘れられないようにしたい」と静かに闘志を燃やした。