ボクシングWBA世界ミドル級4位村田諒太(33=帝拳)が11日、大阪市内で開かれた前日計量をパスした。12日、エディオンアリーナ大阪で再戦する同級王者ロブ・ブラント(28=米国)とともに計量に臨み、村田はリミット(72・5キロ)よりも200グラム少ない72・3キロ、ブラントも300グラム少ない72・2キロでクリアした。

以下は村田との主な一問一答。

-計量を終えて

村田 すごくいいコンディションで来ています。プロに来て、これだけ自信あるのも初めて。良い感じで仕上がっています。

-抑えていた闘志を爆発させる

村田 リングにあがった時ですね。それまではいつもの自分でいようと思いますし、ムダなエネルギーは使わずに。リングの上ですべて爆発させたい。

-20秒近くにらみあった

村田 フェースオフは2回目で、2回目のが楽ですね。1回目は何だこの野郎と思ってしまうところがあるので。そういった意味ではフェースオフも楽でしたね。

-計量で意識したのは

村田 体重を落としすぎないように。結構、早めに落としてしまうので。そんなに落としすぎないように計画的にできたかなと。これから炭水化物中心に食べます。脂質とかタンパク質を取っても消化に負担かけるだけなので。まずはパスタを食べたい。

-前回のブラント戦と違う

村田 今回の方が落ち着いている感じがします。前回はいらっとしてKOしますとか宣言したりとか、計量会場で。今回がそういういら立ちがないですね。落ち着いている感じがします。

-やることぶれない

村田 自信もあるし、やってきたことやるだけ。虚勢張ることなく、偽善することなくやるだけなので。敵地とか中立地でやる時のパフォーマンスの悪さは何かなと考えてみたら、プレッシャーから解放されたところがあると。見られている人が日本よりも少ないので。国内でやるプレッシャーはボクには必要なことだし、今回は感じています。

-明日の意気込みは

村田 もう絶対に勝ちます。それだけです。全部含めて絶対に勝たなくてはいけない試合なので。