格闘技のドージョーチャクリキ・ジャパン(甘井もとゆき代表)が、9月11日に新宿FACEで「CHAKURIKI4~STRIKE&GRAPPLE」大会を開催することが決まった。

館長を務めるノブ・ハヤシが急性骨髄性白血病を患い、そこから復帰したことが縁でこの大会は、日本骨髄バンクチャリティー大会として行われ、会場に広報のためのブースも出店される。

また、第6試合からメインまでの3試合は、代表の甘井氏がアントニオ猪木の広報を務める関係から、アントニオ猪木が始めた異種格闘技のルールで行われる。第7試合に登場するノブ・ハヤシは総合格闘技で活躍する青木真也と対戦する。

09年に急性骨髄性白血病を発症し、闘病の末14年に復帰を果たしたハヤシは「今回、チャリティー大会を開催できてすごくうれしく思います。青木選手は総合格闘技ですごく活躍している選手だが、自分は打撃1本で戦いたい」と抱負を語った。

メインでプロレスラーの鈴木秀樹と対戦する鈴木悟は「デビュー戦でタッグマッチだったけど、プロレスの怖さを教えられた。今回は、完全にやり返してやります」と話した。

この大会は15年3月に大阪で、ボブ・サップや天田ヒロミ、鈴木秀樹、ノブ・ハヤシなどが出場してCHAKURIKI1大会として開催されたのが始まり。その試合の収益の一部がハヤシの要望によって日本骨髄バンクに寄付され、16年3月の第2回大会から日本骨髄バンクチャリティー大会となった。