米プロモート大手トップランク社と契約を結んだIBF世界同級14位平岡アンディ(23=大橋)が上々の米デビュー戦を飾った。ロヘリオ・カサレス(29=米国)に2回2分15秒、KO勝利を収めた。

サウスポー同士の激突ながらも身長の高い平岡が的確なジャブをヒットさせて主導権を握ると、2回、接近戦から右フックでダウンを奪取。立ち上がってきたカサレスに容赦ない連打を浴びせて白星を奪った。

トップランク社とはWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)らが契約を結んでいるが、日本王座獲得などの主要実績がない平岡が契約するのは異例だった。