米プロレス団体WWEが「重要なビジネス」とみなされ、フロリダ州から大会継続を許可されたと13日(日本時間14日)、米ESPNが報じた。

新型コロナウイルス感染防止のため、WWEは同日、同州オーランドの育成施設パフォーマンスセンターで無観客によるロウ大会を開催。先月下旬、スタッフに感染者が出たものの、安全面を確保しながら大会開催を継続し、この日はテレビで生中継されていた。

報道によると、同州オレンジ郡のジェリー・デミングス市長は州がWWEのパフォーマンスセンターとウインターパークのフルセイル大学での大会開催とテレビ生放送の再開を認めたと語ったという。

フロリダ州では非常事態宣言を発出し、4月30日まで自宅待機令で外出を規制した。医療、金融、エネルギー(電力など)、食料品店、通信、輸送(バス、タクシー)は重要なビジネスとして営業を許可している。先週の段階で、ロン・デサンティス州知事が州の「必須のサービス」として無観客の条件付きでWWEを追加したという。

WWEはパフォーマンスセンターで月曜日にロウ大会、金曜日にスマックダウン大会、水曜日にフルセイル大学でNXTをそれぞれ開催。無観客による大会運営とテレビ中継を続けている。