ボクシング東日本新人王MVPの亀田京之介(22)が、地元大阪のハラダジムに移籍して再起する。9月16日付での移籍が9日に判明した。元世界王者の亀田3兄弟のいとこ。昨年はフェザー級で東日本新人王を制したが、全日本新人王では判定負けしていた。

亀田は浪速の「狂拳」を自称し、18年にプロデビューも2回TKO負け。その後は元世界王者内山氏にも指導を受け、昨年11月の東日本決勝で3回TKO勝ちしてMVPも獲得した。12月の全日本直前には所属の協栄ジムが休会し、日本プロボクシング協会花形会長の救済で、花形ジムに暫定移籍して出場した。

協栄ジムは協栄新宿ジムとして再出発も、亀田は移籍先を探しながら、角海老宝石ジムなどで練習していた。春には大阪に戻って、3兄弟の父に指導を受けていた。ただ、このジムは未加盟で試合に出場できないため、ハラダジムで再出発することになった。