ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が26日、都内の日本外国特派員協会に招かれて会見した。11月3日にインデックス大阪でのV3戦で、同級11位タノンサック・シムシー(20=タイ)を迎え撃つ。

海外から選手を呼んで有観客での世界戦は、コロナ禍で世界初という。「東京五輪も無事開催してほしい。いい影響を与えられれば。世界中でビッグファイトができるように、しっかり成功させたい」と誓った。

テレビ中継はないが、初めての試みでユーチューブで生配信する。公式チャンネル開設1年で登録者は約14万人。世界中どこからでも見られることから、100万回再生を目標にする。

同席した溝畑大阪観光局長に「大阪観光大使であり、大阪にも意義ある試合。ウイルスをKOしてほしい」とエールを送られた。京口は「たこ焼き、ラーメン、焼き肉…。試合後はGO TO EATを楽しみにしている」と笑みで応えた。