ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が同級スーパー王者に昇格した。WBAが6日(日本時間7日)に公式サイトで、5日に開いた選手権委員会で決議されたと発表。防衛期限も9カ月から18カ月に延長される。同級スーパー王座は今月上旬、WBA・WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

村田は19年12月23日、スティーブン・バトラー(米国)を5回TKOで下し、初防衛に成功して以降、試合から遠ざかる。帝拳ジム公式サイトを通じ、村田は「コロナ禍の影響もあり試合が出来ない時期が続いているなかでのニュースに複雑な気持ちもありますが、他団体王者との統一戦も可能性が広がったとポジティブに捉えてうれしく思います。スーパーチャンピオンの名に恥じないようにこれからも精進します」とコメントした。